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【伝統】日本酒好きに!菊正宗酒造記念館

重要有形民俗文化財を持つ日本酒の博物館

「菊正宗酒造記念館」は、神戸市東灘区にある古くから伝わる醸造所をそのまま使用した展示館です。

日本の歴史において日本酒が占めてきた役割は大変重要なものであり、単なる嗜好品としてではなく時に魔除けや神様への供物としても使用をされています。

全国にはたくさんの銘酒醸造所が存在していますが、神戸もその中の一つであり製造方法こそ従来の方法とは違うようになったとはいえ「菊正宗」というブランドは今も広く知られているところです。

菊正宗という名称の日本酒が最初に作られたのは1659年(万治2年)からのこととされており、当時の江戸幕府では徳川四代将軍家綱が治めていました。

創業者は嘉納治郎太夫宗徳でそれまで廻船業をしていた商人だったところ、当時最先端の製造業として広がりつつあった酒造を始めたことがきっかけです。

他の全国にある酒造所と少し違うのが、神戸灘地区で作られた菊正宗はそのほとんどが「下り酒」として江戸に卸していたということで、地元ばかりでなく江戸にもその名前はよく知られるものとなりました。

菊正宗酒造記念館へのアクセス方法

菊正宗酒造記念館は神戸市内でも有名な観光地なので、ツアーなどでもよく目的地としてルートに入れられています。

個人で出かけるという場合には電車を利用するのが最も便利な方法となっており、JR線住吉駅から六甲ライナーを使い南魚崎駅から徒歩4分で到着をすることができます。

阪急電車を利用して訪れることもでき、その場合には魚崎駅で下車をしたのちに少し遊歩道を歩く形で10分位の距離となっています。

参考>>http://www.kikumasamune.co.jp

館内での目玉展示物となっているのは国指定の重要有形民俗文化財である「灘の酒道具」とされる江戸時代からの酒造施設一式です。

現在でも館内では実際に酒搾りが行われているので、成人の方を対象に生酒の試飲をすることもできます。

もちろん菊正宗の製品各種やそれを使用したおみやげも多数用意されているので、神戸観光の記念にいくつかの品物を購入するのもおすすめです。

菊正宗のおいしさの理由

日本各地に有名な酒蔵はありますが、それらに共通しているのは恵まれた自然環境です。

神戸市東灘区といえば「六甲おろし」や「六甲のおいしい水」などで有名な六甲山を近くに持つ場所です。

六甲山は降り注いだ雨が地面に浸透するまで長い時間がかかるという特徴的な地質をしており、その結果地下を流れる水はキレイにろ過がされており、豊かな水量を持ってこれまで神戸近郊の水資源として利用をされてきました。

そんな全国でも有数の美しい水を使ったのが菊正宗という日本酒であり、澄んだ辛口の口当たりに仕上がっています。

全体的に辛口のお酒が多いということが菊正宗の特徴なのですが、女性などでも飲みやすいように甘口に作ったお酒などもあり普段はあまり日本酒は飲まないというような人でもすいすいと飲めてしまうおいしさがあります。

お酒を飲むのがあまり得意ではないという人には、お肌によい成分として今注目を受けている米麹を使った乳液やモイスチャージェルといった製品も販売されています。

ちょっとめずらしいところでは「酒蔵の酒カレー」や「美人酒風呂」という入浴剤シリーズといったものもあるようです。