体験型異人館！神戸トリックアート不思議な領事館

神戸市中央区北野町にある「神戸トリックアート不思議な領事館」は、館内全体に目の錯覚を利用した不思議なアートがたくさん置かれている博物館です。

一般的な美術館や博物館と大きく異なるのが、中にあるアート作品のほとんどに直接触れることができるようになっているということで、立っているだけなのになぜか空間がゆがんで感じるという不思議さを体験することができます。

所在地は周辺に異人館を多く置く「北野異人館街」の一角であり、ちょどそうした建物を見下ろす高台の上にこの神戸トリックアート不思議な領事館はあります。

もともとは旧ヒルトン邸として明治後期に建築された一般住宅だったのですが、それが現在では観光客などが出入りできる施設として改築をされています。

なおこの建物は神戸市指定の伝統保存建造物にもなっています。

建物の中に入るときには最初にスタッフからこの博物館の中の楽しみ方について教えてくれるので、そこで自由に観覧しながら写真などを撮っていくことができます。

建物は2階建てでそれほど大きいわけではありませんので、北野異人館街を訪れた時にちょっと立ち寄って一休みをするという時にも便利です。

神戸トリックアート不思議な領事館へのアクセスは基本的には北野異人館街へ向かう方法と同じで、JR線もしくは阪急電鉄の複数の駅からそれぞれ向かっていきます。

直接この建物だけを目指すという場合にはJR線の新神戸駅からが最も近く、徒歩で約10分くらいの距離となっています。

三ノ宮駅から向かう場合には北野坂を15分ほど登ったところに見えてきます。

入場料は一人800円とやや高めになっていますが、中では自由に写真撮影をすることができその中でも特におもしろいシチュエーションで撮影をすることができた人には賞をもらうこともできます。

公式ページなどを見ると実際にそれぞれの入場者が工夫をして撮った面白い写真の例をいくつか見ることができるので出かける前にはそうしたものを参考にしてみるのもよいかと思います。