You are here:  / 神戸を観る / JR三ノ宮駅から徒歩10分!神戸市立博物館

JR三ノ宮駅から徒歩10分!神戸市立博物館

ギリシャ様式の円柱が特徴

神戸市立博物館は、元横浜正金銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)の支店として建築をされた神戸市中央区京町にある建物です。

建物自体が建築されたのは昭和10年とかなり古く、それが昭和57年に現在のように博物館として増改築をされることとなりました。

建物自体が既に歴史的に価値のある現在では珍しい外観をしており、特にギリシア風の様式を取り入れた円柱はなかなか他の建物では見ることができません。

常設展として展示されているのは主に古代からの神戸の歴史を示す遺跡などで、神戸でどのようにして海外の人達と交流がされてきたかということが細かく資料を展示しながら説明をしています。

特に旧居留地として使われてきた時代については再現模型が作られるなどかなり臨場感があり、神戸の街がどんなふうに出来上がっていったかということを深く理解をすることができます。

常設展の他にも時々の展覧会が開催されており、これまで世界各地の有名博物館から借り受けた貴重な遺跡や芸術作品が多く展示をされてきました。

神戸だけでなく関西圏でも有名な博物館であるので、一度だけでなくイベントに合わせて何度も訪れて楽しむことができます。

見どころとアクセス方法

神戸市立博物館の見どころは、関西圏でも珍しい特別展が定期的に開催されているということと、常設展として国宝である「桜ヶ丘出土銅鐸・銅戈」をはじめとした、考古学的に貴重な資料を多く見ることができるということです。

南蛮・紅毛美術資料やガラス関連の文化品といったものが約7万点以上も収蔵をされており、神戸や関西地域のみならず現在の日本文化の起源を知るためのきかっけにもなります。

アクセス方法としてはJR他各線の三宮駅もしくは元町駅から徒歩で約10分を歩くのが最もわかりやすい方法となっています。

地下鉄やバスなども利用ができ、神戸中心地からも比較的近いので神戸を訪れたら一つのルートとして加えておいてもらいたい場所です。

気をつけたいのが営業時間が17:00までとかなり閉館時間が早いことで、もし他の観光地と合わせて立ち寄りたいという時にはできるだけ早めに順路に入れておいた方がよいでしょう。