パンダ館がお勧め♪神戸市立王子動物園
約130種類の動物が飼育されている動物園
関西圏にある動物園の中でも規模が大きく人気が高いのがこの神戸市立王子動物園です。
神戸市立王子動物園は阪急神戸線の王子公園駅から歩いてすぐのところにある広い敷地面積を持った施設であり、園内では約130種類にもおよぶたくさんの動物が飼育をされています。
飼育されている動物の中にはパンダやコアラといった日本では珍しい人気動物も多く含まれているので、子供連れでも大人でも十分に楽しむことができます。
中でも一番人気となっているのが「パンダの部屋」と呼ばれる専門の檻に入っているパンダたちで、2000年(平成12年)から飼育と繁殖が試みられてきています。
パンダは日中共同飼育繁殖研究という協力関係をもとに贈られたもので、一般公募をされた名称としてオスが「興興(こうこう)」、メスが「旦旦(たんたん)」というものがつけられ長年に渡り神戸の市民から愛されてきました。
しかし2010年に残念ながらオスの「興興」が亡くなってしまったことで、現在では新たな繁殖をするべくオスのパンダの招致に力を入れているところです。
ですので今のところ神戸市立王子動物園で見られるパンダは「旦旦」のみとなっています。
他のエリアの動物たちも魅力的
パンダの他にもたくさんの珍しい動物たちが見やすい檻の中に入っています。
園内のエリアはパンダエリアを中央に、「象・猛獣エリア」や「草食動物エリア」「は虫類・夜行性動物エリア」といったふうに幾つかの区域に分かれています。
パンダ館に次いで人気が高いのはやはり「象・猛獣エリア」で、大型動物がそれぞれに過ごしている様子は多くの人が観覧に訪れています。
また子供連れの人におすすめなのが「動物とこどもの国エリア」で、こちらでは人気のコアラを筆頭に、カワウソやレッサーパンダといったかわいい小型動物を間近に観察をすることができるようになっています。
うさぎやモルモットなど安全な動物に直接触れることができるエリアもあるので、自宅でペットを飼うことができないという人にもおすすめです。
神戸市立王子動物園では平成17年から「動物サポーター」として一般の個人や法人から動物園の維持を支援してくれる人を募集しています。
寄せられた寄付金は動物たちのエサ代および動物舎の管理費用として使用をしていくことになっているので、もし神戸近郊で動物園の維持に興味がある人はぜひ協力をお願いします。
園内には遊園地もあります
神戸市立王子動物園では同じ敷地内に小型の遊園地も併設されています。
遊園地では観覧者や園内を走る小型鉄道、メリーゴーランドやサイクルモノレールなど家族で楽しめる乗り物が複数動いています。
動物園を歩きまわってちょっと疲れた時などに便利な休憩を兼ねた乗り物などもたくさんあるので、訪れるときにはそちらにも立ち寄ってみるのがよいと思います。
さらに園内にあるレストランでは、動物園の楽しみの延長として「パンダ豚まん」や「コアラカレー」といったメニューもあります。